RL78小型開発ボード
Renesas RL78小型開発ボード(RM-RL78-G13-MAIN)
基本仕様
- RL78/ G13を使用して製品を開発するための標準モジュールとメインボード。
- ルネサス RL78/G13 R5F100GEマイクロコントローラー搭載。
- メモリー容量 Flash: 64Kバイト SRAM: 4Kバイト。
- RM-RL78-G13モジュールが連結されており、RL78 MCUを利用した開発可能。
- RL78/G13 MCU中48p製品であるR5F100GE搭載、64KB内蔵メモリー適用。
- RL78/G13 MCUのピンと特殊技能ピンの全てをコネクターで作成。
- ライントレーサーボディーに互換される規格のサポーター固定用ホール(穴)がある。
- アダプター入力で外部電源DC 6.5~12V入力可能。5V / 3.3V電源をモジュールに供給することが可能。
電源供給
本モジュールの電源はDC 1.8V ~ 5.5Vを使うように設計されています。
下記の各方法で電源供給が可能です。
- 1.モジュールのDC 5V INコネクター(J8)に外部電源1.8 - 6.5V (5V推奨)を供給。
- 2.モジュールのUART_VCCに選択されたレベルに合う外部電源を供給。
- 3.モジュールのJTAGポートを通じて3.3V~5Vを供給。
- (供給される電源は、電源を供給する機器によって異なりますが、3.3Vおよび5Vをお薦めします。)
- 4.開発ボードのJ13ジャックに6.5~12V電源を供給。
- 5.開発ボードのJ14ジャックに6.5~12V電源を供給。
- ライン トレーサー等の開発、テスト時に使用可能。
- 6.開発ボードの全域電源コネクター(J4,J17,J10中選択1) 5V電源を供給。
- 全域電源(VCC)は1.8~5.5Vが可能。
- 7.開発ボードの5V電源コネクター(J15)または3.3V電源コネクター(J11)に、コネクターの電圧水準に合う電源を供給。
- (Ex. 5Vコネクターに3.3V電源を供給してはいけません。 必ず5V電源を供給してくだささい。)
- 8. メインボードの通信コネクターや、10ピンのボックスコネクターのVCCピンに電源を供給。
- この電源は全域電源と同じ電圧を有しており、ここに供給される電源は全域電源です。
注意事項
1.電源部を使って全域電源を使用する場合、J18ジャンパーが5Vか3.3Vの二つのうち一つに必ず設定されていなければなりません。
2.逆電圧、逆電流を加えないでください。モジュール及び開発ボードが損傷する恐れがあります。
3.2つ以上の電源供給方法を同時に使用しないでください。電源が衝突してモジュールと開発ボード、その他拡張ボードおよび使用者がデザインした回路などに深刻な損傷を与える恐れがあります。
4.電源部には12V電源だけを使用し、全域電源を別に設定したい場合は、J18ジャンパーを必ず取り外し、全域電源と電源部の電源を分離してください。
5.MCUの特性上、ピンごとに使用可能電流および入/出力の特性が異なります。各特性を守らずにデザインした場合、モジュールが損傷したり意図した通りにモジュールが稼動しないことがありますので、ピンの入/出力の特性を必ずご確認の上、ご使用ください。
6.いくつかの拡張モジュールをP0+P7ポートに装着する場合、モジュールにJ16ジャンパーが活性化したピンはプルアップがかかり、意図した通りに稼動しないことがあります。このような問題が発生した場合は、モジュールのJ16ジャンパーに連結されたピンを全て外してください。
7.モジュールの基準電圧が違う電源コネクターを連結しないでください。開発ボードとモジュールに損傷を与える恐れがあります。 (ex.全域電源が5Vに設定された状態で、J10(全域電源)とJ11(3.3V固定)コネクターを連結する等)。
マニュアルはこちらから
RM-RL78-G13-MAIN manual.pdf
回路図はこちらから
rm-rl78-g13-main.pdf rm-rl78-g13.pdf