RL78小型 モジュール
Renesas RL78小型 モジュール(RM-RL78-G13)
基本仕様
- RL78/ G13を使用して製品を開発するための標準モジュールです。
- ルネサス RL78/G13 R5F100GEマイクロコントローラー搭載。
- メモリー容量 Flash: 64Kバイト SRAM: 4Kバイト
- 1列の 2.54 ヘッダーピンを両サイドに 24ピンずつ配置
- オンチップオシレーターを使用して、最大32MHzまで稼動することが可能。
- その他にもクロック補正およびRTC用32.768kHzのX-talと最大外装クロック20MHz X-tal搭載。
- 各クロック源はジャンパー連結によって、連結および解除可能。
- 多目的コネクター内蔵。
- E1エミュレータを利用してプログラムのダウンロードおよびデバッギング可能。また、1-WireのUART規格に合うプログラマーを利用し、MCUにプログラムのダウンロード可能。
- リセットスイッチ内蔵。
- 7番ポートの0~3番ピンにテスト用LEDを装備。
- Active-Highで稼動して、ジャンパーを通して連結および解除可能。
- 14番ポートの0番ピンにテスト用スイッチを装備。
- (使用時には、Active-Highで稼動するように内部プルアップ抵抗を設定する必要があります)
- 電源コネクターJ8に1.8 ~ 5.5Vまで供給可能。
- 但し、この場合I/Oピンの稼動電圧および電流が調整されます。
- 48個のピンを左右各24個配置。この配置を利用して、ブレッドボード実装実習可能。
- サイズ : 29mm × 63mm
注意事項
1.モジュール駆動電圧が3.3Vで供給される状態では、5V電圧をUARTコネクターのVCCピンに供給しないでください。モジュールまたはCMOSレベルで通信する他のUART機器が損傷する恐れがあります。
2.逆電圧、逆電流を加えないでください。モジュールが損傷する恐れがあります。
3.クリスタルは設定によっては使用しない場合もあります。設定が正しいという前提の下、クリスタルを外したり、ジャンパーJ9、J12を無効にすることも可能です。
4.モーターなどを稼動させる場合、AD-USBSERIALのような電源機能がある通信用ボードとUSB電源ケーブル(SE-USBPOWER)に供給される5V電源だけでは電流が不十分です。より多くの電流が必要な時には、USB電源でモジュールに電源を供給せず、必ず外部電源をご使用ください。USB電源の使用可能電流は最大500mAですが、コンピューターの設計によっては100mAの場合もあります。
5.MCUの特性上、ピンごとに使用可能電流および入/出力の特性が異なります。各特性を守らずにデザインした場合、モジュールが損傷したり、意図した通りにモジュールが稼動しないことがありますので、ピンの入/出力の特性を必ずご確認の上、ご使用ください。
6.内蔵32MHz発振器でモジュールを稼動する場合、内蔵発振器の正確性のために信頼性を要求する設計には単独で使うことはお薦めできません。外装32.768kHz発振器等をご利用になり、クロックを補正してください。
マニュアルはこちらから
RM-RL78-G13_Manual_JP.pdf
回路図はこちらから
rm-rl78-g13.pdf
マニュアルはこちらから